比重:1.03~1.13

  • 最初は絹糸に代わる繊維を作る目的で、世界初の合成繊維としてPA66(ナイロン66)が開発・製造され、その後PA6(ナイロン6)が開発された。ナイロンとは元々は固有の商品名で今ではポリアミド系樹脂の総称として使用されている。他の熱可塑性樹脂と比べ強靱で耐摩耗性に優れる。
  • ガソリン、オイル等の有機溶剤に対して優れた耐薬品性をもつ。
  • 金属と比べると、軽く、引張強い。
  • 弾性係数が小さいので衝撃や振動を吸収し騒音が少ない。
  • 成形性も優れているので大量生産に向いている。
  • 欠点としては熱及び吸湿によって性質が変化することがあり形状安定性が悪い点がある。
  • ナイロン11やナイロン12は6,66に比べ吸水性が低い。

Use Case用途

  • ギア、ベアリング、カム類
  • 自動車部品、電機部品
  • 建材部品、
  • 雑貨、フィルム
  • 繊維など